イベントの中止で思うこと

tantanmen

2011年04月06日 22:00

野球の開幕延期について、前にも僕は自分の考えを書いた。
その考えの基本的なところは今も変わっていない。
それとは別の話しになるが、長野マラソンが中止になったようだ。
このようなイベントが中止になることは僕にとってはとても残念で、市内のホテルなんかも集客ががた落ちで大変なところへ来て、長野マラソンの中止もかなり痛いらしいと聞いた。
出来ることならやったほうが良いと僕は思っていたのだが、ちょっとホームページを覗いたら、中止の理由として、次のような理由が挙げられていた。

「大会運営に欠かせない警備体制、医療救護体制、ボランティアの皆様のご支援が十分に確保できないおそれがあります。大会組織委員会としましては、仮に開催にいたっても、安全・スムーズな大会運営ができないと判断させていただきました。」

なるほど。こう言われてしまえば納得せざるをえない。とてもまっとうな意見で、残念だけれど諦めざるを得ない。
こんな形でも、被災地から離れた場所にも影響が出てしまうのだと思うと、改めて被災規模の大きさがわかる。

イベントの中止や開催は、それぞれに理由があることで、一概に非難したり、賛同したりを簡単にできるものではないが、それらの開催、中止の理由の中に、利害関係が含まれてくると、ちょっと嫌な感じになってしまうので、某球団トップの方なんか発言に気をつけたほうがいいんじゃないかなと思うよな。

関連記事