人に任せられない性格 仕事が5倍早くなる方法

tantanmen

2011年02月19日 21:00

仕事を人に任せられない人っている。

自分もその傾向が強いかもしれない。

任せられないとどうなるかというと、仕事が山積みになり、いい加減になるか、遅れるかする。
どんなに優秀な人間でも、その人のキャパシティというものはあるわけで、それを超えて仕事はできない。

だから、本当は、任せられる仕事は任せたい。

ここで、困るのは、

『俺だったら100点満点の仕事が出来るんだけど、あいつに任せたら70点になってしまう。不安だ』
という思考。
こうなってしまうと、もう任せることは無理。
自分で何でもかんでも請け負って、どうにもならなくなり、結局は70点どころか落第点という結果もある。

そこで考えを改めてみる。

まず、100点満点を採ることはしないことにする。
70点で及第点、80点で十分という考えを持つことにする。

つねにそういう仕事の仕方をする。

これだと、自分も80点の仕事しかできなくなるが、そのかわり仕事量を増やすことができるようになる。

誰かが言っていた。
80%の仕事をするには20%の力でできるが、残り20%の仕事をするには、80%の力が必要になる。

まさにそのとおりだと思う。

お客様にとって、100%が良いに決まっているが、100%の時と、50%の時がまばらにあるのでは、駄目だ。

これの利点はすごい。
机上の空論かもしれないが、いままで100%の仕事をするために100%の力を使っていたとして、これからは80%でOKとした場合、1つ仕事を終わらせるまでに5つの仕事が終わることになる。 (20%の力で済むので)

仕事が五倍早くなる。

質を採るか、量をとるか。
もちろんできるだけ質を落とさないようにしなくてはいけないが。

己を知る。
人を信頼する。

管理者にとって大事な資質だと思う。

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