余計なお世話

tantanmen

2011年03月21日 22:00

物の価値観は人それぞれ。
ブランド物が好きな人も入れば、全く興味のない人もいる。
新しい物好きなひとは、新商品がでると交換を検討するかもしれないが、壊れるまで使い倒すひともいる。

人それぞれだ。

しかし、それを理解できないひともいるようで、人の価値観に土足で踏み込んで荒らしまくる人がいる。
こんな人が営業だったら・・・きっとドリフのコントのような光景になるとおもうのだが、実際にそういう人がいるのでビックリする。

リフォームでは、まだ十分に使える、または機能しているのに、取り替えたい、リフォームしたい、というお客さんがいる。
こういうお客さんはかなり多く、取り替える理由は様々だが、今使っているものが何らかの理由で気に入らない、新商品の方が使いかってがよい、省エネだ。エコロジーだなどの理由を持っている。
こういったお客さんのところに、価値観のずれた営業マンが訪問すると、エライことになる。

「なんで交換するんだ?」
「まだ壊れていないじゃないか」
「そんなの辞めたほうがいいと思う」
「そんな機能入らない」

こう言うことを平気でいう営業マンがいる。
当然、お客さんから反感をかうし、仕事になりはしない。
たまに、「そうかい、じゃあ、やめるか」となるひともいるが、それでは営業マンとしてはどうかと思う。

もしかしたら、本人はアドバイスしているつもりなのかもしれないが、こんな例もある。

ある担当営業マンとお客さんが、リフォームの契約をしたあと、そのお客さんと知り合いだった同じ会社の別の営業マンが、そのお客さんに、「なんでリフォームするんだい?」「そんなの必要ないと思う」「その商品カッコ悪いじゃないか。」「辞めたほうがいいと思うけどな」と言ったことがあった。

商品はすでに注文したあとで、今更取り返しはつかないし、お客さんとしては好んで選んだものを否定されたのだから、お客さんは立腹、担当者は冷や汗。
この人は一体何をしたくてそのような発言をするのか。

もしかしたら、自分を通さなかったという嫉妬なのかもしれないが、それにしてもお客さんの気分まで害する必要はなかろう。
僕の推測としては、多分この営業マンは、何も考えていない。たまたま思ったことを正直に行っただけなのだと思う。
信じられないが、そういう人がいる。そして、そういうひとが営業マンをしていたりする。それでリフォームの営業をしようというのが信じられない。

こんな人から、誰が買いたいと思うのだろうか。
信じられない話だ。
こんな人が、実は営業成績がいいんだという話にでもなれば、それはそれでスゴイ話だが、成績が悪いとくるから、もう目も当てられない。

価値観の多様性を理解し、人の価値観を尊重することが、人とのコミュニケーションをとるうえで最低限の話だと思うが・・・。

関連記事