方向性を示してよ

tantanmen

2011年02月22日 20:00

やっぱりトップの人間は、部下の進むべき道を示さなければならない。
会社の理念とか、売るべき商品とか、売上目標とか、なんでも良いけど。
それも、できるだけ具体的に上げたほうが良い。

当たり前って言えば当たり前なんだけど、いま、建設業界は生き残りをかけて各社必死になっている。
崖から振り落とされないように必死にしがみついている感じ。
登りたいけれど、強い風が吹いていて、今つかんだ岩を離さないように、しっかり掴んでいるだけで精一杯。
だから、「進むべき道?冗談じゃない!明日の飯代をどう稼ぐか必死なのに!」と言いたくなる。

・・のはわかるけれど、やはり部下には進むべき道を示すべきだ。

崖の上を指さして、「いいか、1年後にはこの風が止む。そしたらみんなで一気にこの掛けを駆け上るぞ!」っていえばいい。
1年後にこの風が止むかどうか、間違えたって構わない。そんなことより、部下は目標がほしいんだ。

そもそも、なにも目標を与えずに、「今月中に○○円稼いできてください」なんて言われて、稼いでこれる人間なんてそんなにいないよ。

リーダーがリーダーでいられるのは、先頭にたって道を指し示し続けることができるからなんだ。

かっこいいな、リーダー。

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