PDCAサイクルって知ってる?

tantanmen

2011年02月14日 21:00

PDCAサイクル

知ってるよね?名前は知らなくても、内容を聞けば「あ~~」ってなるよ。

一応簡単に書くと、PDCAは、品質管理のサイクルで、
PLAN(計画)→DO(実行)→CHECK(点検)→ACTION(改善)→P
と、実行と改善を繰り返しながら品質を上げていくための手法。

もう、いつ勉強したか忘れたくらい前の話。

知らない上司がいたりする。忘れたのかな?

別に言葉を覚えておいてくれなくてもいいんだけど、
おもいっきり否定されたときにはびっくりした。

だいぶ前の話だけど

ある時部署の会議で、工事の品質管理や、
現場管理体制のチェックをどうするかという議題になったとき、
いくつかの改善案が出された。

それでは、みんなでやりましょう。
と、そこまでは良いのだけど、そこからが不毛な話になっていった。

その僕と上司の会話

僕  「いままでもこういう改善案が何度も出されてきたけれど、一向に改善されていない。」
上司 「なんで改善されないんだ?」
僕  「改善しても誰にも評価されない、チェックされないから、面倒なことはやらなくなるのでは」
上司 「なんでやらないんだ。決まったことはやれ!」
僕  「やらなくならないようにチェックする体制が必要だ。管理者が定期検査などを行って、改善していくべき」
上司 「子供じゃないんだからそんなふうに監視されなきゃできないのか、やるって決めたんだからやればいいじゃないか」
僕  「そうは言っても出来ていないのが事実では?」
上司 「そんな馬鹿馬鹿しいことでいちいち検査する手間や書類を増やす必要はない!やれっていったらやれ!!」
 ・
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 ・

とまあ、こんな感じで議論は不毛に過ぎて言った。
会議の参加者は僕と上司以外は覚めた目で傍観。どうでも良いといったかんじ。
結局、チェック体制は取られず、そこで決められたことは、しばらくは申し訳程度には続いたものの、
今ではなんのことやらだ。

言い方を変えてみれば、上司は性善説を、僕は性悪説をとったのかもしれない。
性善説のほうが、かっこいいし、それで済むなら僕だって賛成だ。

でも、結果だけを見てみれば、どちらが正しかったかは、一目瞭然ではないだろうか。

今では、これらの議題は、社内でタブーのようになっている。
そして、その部署の品質管理は、未だに進歩していない。

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